200年後には誰も知らない
おとなになると、どうして想像力が無くなるんだろう
学生の頃は、学校がテロリストに占拠されたり、
目が覚めたら異世界に召喚されたり、
自分の中に封印された血が過酷な運命へと導いてしまったりしてたのに
中学二年生の頃なんて、
創造性が溢れすぎて、現実と妄想の境目が曖昧になったりしていたのに、
30歳の今は、お風呂でぼーっとしていても
頭に浮かぶのは明日の晩御飯とポケモンの進行具合ぐらいで
現実か、誰かが想像して創造したものを受け入れるだけ
ちょっと悲しいけど、子どもの頃はいろいろなことを考えて
自分が成長していく方向を見つけようとしているのかもしれないなあ
そんなことを考えていました
だけど、わたしはテロリストと戦うような力も身につかなかったし、
異世界にも呼ばれなかった
今から呼ばれても、主人公になるのはちょっと難しい年齢な気がします
せいぜい、主人公パーティの中の最年長キャラぐらいでしょうか
それでも、自分の中に封印された血はこれから目覚めるかもしれないので
もうちょっとだけ期待しようと思います
わたしは何かを作ったり、すてきな絵を描いたりはできないので
たまにこうやって文書を残したいと思うんです
古代の人たちが岩壁に絵を描いたように、
もしかしたら、誰かに何かが伝わるかもしれないから
きっとわたしはさみしいから、
どこにも何も残らないのがさみしいから
こうやって駄文を書くんだろうなあ
なんて、格好をつけてみたけれど、
この記事だって
インターネットのデブリの一つにしかなれないんですけどね